外壁・屋根塗装の足場にかかる費用の目安とは

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更新日:2024.11.20

外壁塗装や屋根修理の見積書を見て、

「足場費用って結構、高額だけど本当に必要なの?」
「こんなに高いなら自分で足場を組んだやれないかな?」

と思ったことはありませんか?

この記事では以下3つのテーマについて掘り下げていきます。

  • 足場の必要性
  • 足場の費用目安
  • DIYをおすすめしない理由

ぜひ参考にしてみてください。

足場とは

足場とは工事現場等において,高いところで作業するために足を踏み留まっていられる場所を確保する構造物のことを指します。

通常は一時的に使用されることが多く、鋼管のパイプや枠などで組み立てて作るのがほとんどです。

代表的な足場の種類にはパイプ足場・単管足場や、ビケ足場などがあります。

足場の必要性

予算の都合で致し方なく、足場を組まないことが稀にありますが、足場はほぼ必須といっていいほど必要です。

なぜなら足場は、職人のケガや命を守るためだけでなく、施主であるあなたの利益も守っているからです。

足場はみんなの利益を守る

万が一、足場がなかったために転落して職人から死者が出ると、施主のあなたにも精神面や風評被害などの不利益が出ることは間違いありません。

また足元が不安定な体勢では、いくら職人とはいえ、作業精度が劣ってしまうこともあります。

シートベルトやエアバッグと同じ役目

足場は、結果的に必要なかったとしても、万が一に備えて必要なのです。

分かりやすい例でいいますと、車のシートベルトやエアバッグと同じ役目と思っていただければと思います。

足場費用の目安

業者に足場設置を依頼した場合の費用目安は以下の通りです、

足場費用の目安 600円~1,500円/㎡
  • ㎡数は、外壁面積の10%~15%増しが目安です。
  • 組立費用、解体費用、運搬費用などを含む総額です。

見積りをもらった際は、上記の目安とずれがないかどうかよくチェックしてみてください。

自分で足場を組まないほうがいい

器用な方は、見よう見まねで自分でも組めるかもと思われがちですが、パイプ足場の組み立てほど、見るとやるとでは大きな違いがあるものはありません。

一見プラモデルを作るように簡単に組めそうですが、キチンとした足場を組むには、高度な計算能力と臨機応変力が欠かせないのです。

この2つを習得するには、飲み込みの早い方でも半年~1年は掛かるといわれています。

一般の方が足場を組むと以下3つのデメリットがあります。

  • 倒壊の危険
  • 自宅を傷つける
  • 結果的に費用が高くなる

倒壊の危険

足場の基本な構造力学を学んでいないので、職人が足を掛けると足場がずれたり、突風が吹いた際に、足場の一部が倒壊する危険があります。

自宅を傷つける

素人の方が組むと、足場の倒壊を防ごうとして、外壁に穴開けや釘打ちをしてしまい、傷んでもいない外壁を傷つけることになります。

結果的に費用が高くなることもある

足場を購入すれば購入費はもちろんですが、後に保管する倉庫費用なども発生します。

ビケ足場の購入価格は、一般住宅用で約100万円です。

またビケ足場をレンタルしてもレンタル料も思いのほか高く、さらに運搬費等も掛かり、結果的に業者に依頼するよりも高くなる可能性もあります。

まとめ

この記事では、足場の必要性と費用の目安、DIYをおすすめしない理由を紹介しました。

足場は自動車のシートベルトと同様に、外壁塗装や屋根修理とワンセットだと覚えておいてください。

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