キッチンのリフォームに使える補助金とは
キッチンのリフォームは、コンロの修理なら10~30万円でできますが、キッチン全体のリフォームでは200万円以上の料金がかかることもあります。
大掛かりな工事になるので、多少の出費は仕方ないです。でも、できるなら出費を安く抑えたいですよね。
前提として、補助金制度を使えるリフォームには、3つの特徴があります。
- 省エネルギー対策のリフォーム
- バリアフリー化目的のリフォーム
- 劣化対策のリフォーム
いずれかに当てはまるリフォームは、補助金の対象になる可能性が高いです。
キッチンのリフォームならば、高効率給湯器の設置や段差の解消などが補助金の対象となりやすいです。
ここでは、補助金を使えるリフォームの3つの特徴を踏まえて、キッチンリフォームで使える補助金制度を紹介します。
キッチンリフォームに使える補助金の制度
補助金制度を大きく分けると、国からお金が出るものと自治体からお金が出るものの2つにすることができます。
まずは、国からの補助金について解説していきます。
国からの補助金
国から受け取れる補助金制度は3種類あります。
- 長期優良住宅化リフォーム推進事業
- 戸建住宅ZEH補助事業
- 介護保険
ここでは上記の3制度について解説していきます。
長期優良住宅化リフォーム推進事業
キッチンをリフォームするときに使える1つ目の補助金制度が「長期優良住宅化リフォーム推進事業」です。
この制度の補助金を受け取るための条件は、以下のものがあります。
- 工事の前に事前調査(インスペクション)を行うこと
- 耐震性能や省エネ性能などが向上する工事であること
キッチンリフォームなら、省エネ対策に高効率給湯器の設置や耐震性能向上のリフォームが補助金の対象となっています。
この制度では、最大で300万円の補助金を受けとることができます。
制度について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
戸建住宅ZEH補助事業
つづいて、キッチンをリフォームするときに使える2つ目の補助金制度は「戸建住宅ZEH補助事業」です。
この制度の補助金を受け取る条件は、以下のものがあります。
- 低炭素化に資する素材を一定以上使用していること
- 高性能建材を使った断熱リフォームを行うこと
キッチンリフォームならば、高効率給湯器の設置や耐熱性能の高い壁へのリフォームが補助金の対象となります。
この制度では、最大で120万円の補助金を受け取ることができます。
制度について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
介護保険
そして、キッチンをリフォームするときに使える3つ目の補助金制度は「介護保険」です。
この制度の補助金を受け取る条件は、以下のものがあります。
- 要介護/要支援の認定を受けていること
- 介護の手助けとなる工事をすること
キッチンリフォームならば、IHヒーターへの変更や食洗器の設置などが補助金の対象となります。
この制度では、最大で20万円の補助金を受け取ることができます。
制度について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
自治体からの補助金
自治体から受け取れる補助金の制度は、あなたが住んでいる地域によって異なります。
たとえば東京都千代田区には、「自立支援設備改修等給付」という補助金の制度があります。
この制度は、千代田区に住む65歳以上で要介護/要支援認定を受けた方を対象に50万円以上の補助金を用意しています。
千代田区で補助金を受け取れるキッチンリフォームの内容は、以下のものがあります。
- 給湯設備の工事
- 段差の解消
- シンクの取り換え
- IHヒーターの設置
千代田区だけではなく、ほかの自治体にもリフォーム用の補助金は多くあります。
「わたしの地元って、補助金あるのかな」と疑問に感じた方は、下記の記事から地元の補助金を探してみてください。
参照:地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト | 住宅リフォーム推進協議会
まとめ
キッチンのリフォームは高額になりやすいので、できるなら補助金を利用してお得に修理したいところです。
補助金の制度について、もっと詳しく知りたい方は自治体のホームページを見るか、役所で職員さんに直接聞きましょう。
「そんな面倒くさいことしたくないよ」という方には、リショップナビという無料のサービスがおすすめです。
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